平井です~。
10月9~10日に赤穂の実家に稲刈りに行ってきました。
...といっても、天気予報は雨。
案の定、稲刈りは雨で中止。田んぼが水浸しで、稲刈りができる状態では
ありませんでした。
ところが、親父は雨を予測してすでに稲刈りは7割がた終わらせてあり、
稲を乾燥機にかけている段階でした。
さすがに長年百姓をしているから勘が鋭い、と改めて尊敬。
33~35℃位で24時間温風が出る乾燥機ですが、
2日間降り続いた雨の影響で湿気が多く、なかなか乾燥しません。
翌10日は快晴。
午後になるとようやく稲も乾燥したので、
脱穀機にかけてから、精米しました。「新米」です。
6月5~6日の田植えに始まり、夏の草取りなど、
月一程度手伝いましたが、今回の作業は機械にかけるところから
参加だったので、機械の説明を聞いただけで終わりました。
しかし、親父の
「乾燥・脱穀を間に合わせて、息子の家族に新米を食べさせてやろう」
という気持ちがひしひしと伝わり、新米を帰りに持たせてくれたのが
とてもうれしかった。
よく「ご飯に合うおかず」と言いますが、おかずがなくても、
おいしいのが「新米」です。
炊きたての匂い、粘り気、そしてピカピカと光るその一粒一粒が
ごちそうです。
「米」という漢字を分解すると、「八十八」になります。
モミから育てて米粒になるまで「88」もの手間がかかる、という意味が
この文字にはあるそうです。
一方、米を食べ、達者に88歳を迎えた祝いが「米寿」という説もあります。
親父の愛情と太陽と土と水と...自然にも感謝しつつ
さっそくいただきました。
9月に他界した義父に新米を食べさせてあげることができず
残念でしたが、炊いたご飯をお供えしました。
きっと天国で「うまいわー」と食べてくれていることでしょう。
ちなみに、兵衛向陽閣のご飯は、新潟の魚沼産こしひかりで、
契約農家の五十嵐さんご夫婦が愛情をいっぱい込めて
作ってくれています。↓↓
これから新米の季節になり、ご飯がとても美味しくなります。
そのまま食べてもじゅうぶん美味しいですが、
その場で一釜一釜炊き上げる釜めしでしたら、炊きたて!
あつあつ!の美味しさも味わえますよ。
当館の季節の釜めし付きのプランをご紹介します!
(今は松茸釜めしです。)
>> 通年基本プラン・デザートバイキング付き「創作会席」プラン
※秋味会席は今週末で終了です!
営業企画課 平井