約九千の正倉院宝物の中から、宝庫の開封にあわせて毎年70ほどを展示する
「正倉院展」は、今年で62回目を迎えます。
平城遷都1300年と光明皇后ご遠忌1250年に当たる今年は、
正倉院を代表する宝物が数多く出陳されます。
今年の目玉は、
「世界唯一」の古代の五絃琵琶として名高い「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」
皇后が薬を大仏に献納した際の目録「種々薬帳(しゅじゅやくちょう)」とそれに記された「薬物」、
天皇の身近に置かれた「山水夾纈屛風(さんすいきょうけちのびょうぶ)」、「鳥草夾纈屛風(とりくさきょうけちのびょうぶ)」
宝庫で指折りの名品が出陳されます。
期間も3週間くらいしかないので、毎年かなりこんでいますが、
九千点のなかから70点チョイス!
...ということは、この機会を逃すと先何十年、また一生
見れなくなるかも?という逸品の数々...ぜひお見逃しなく。
会 期
平成22年10月23日(土)~11月11日(木) 全20日
会 場
奈良国立博物館 東・西新館
休館日
会期中無休
料 金
大人 1000円 / 高校生・大学生 700円 / 子供 400円