有馬温泉 入初式
この「有馬温泉入初式」は、江戸時代から続いているもので、
有馬温泉を発見されました大己貴命(おおなむちのみこと)、
少彦名命(すくなひこなのみこと)、有馬温泉を再興されました恩人である
行基菩薩・仁西上人に、報恩と温泉の繁栄を祈念して行う儀式です。
また、有馬の芸妓が扮する湯女の練行列や湯もみ等を行う、新春を寿ぐ行事でもあります。
この、「入初式」は、平成18年3月、「神戸市地域無形民俗文化財」として認定されております。
また、行基菩薩・仁西上人に潅仏(行基・仁西両師の御像に初湯で沐浴をしていただく)を
される時刻、午前11時をもって、「金の湯」(昔の「一の湯・二の湯」)の入湯が開始されます。
■日時:2013年1月2日(水)10時~12時30分
■場所:温泉寺・神戸市立有馬小学校文化講堂及び、道中での行列
■進行順序(以下による)
(1)9時50分 「年のはじめ」の歌をうたう 有馬山温泉寺にて
(2)10時 練行列、温泉寺出発(有馬小学校文化講堂に向かう)
(3)10時10分 「金の湯」で初湯をいただく
(4)10時40分 入初式 開式
「入初式」次第
(イ)開会の辞
(ロ)神式の部 神官 湯泉神社、稲荷神社
雅楽演奏、玉串奉奠
(ハ)湯もみ行事 有馬芸妓衆による
(ニ)仏式の部 有馬仏教会七カ寺
温泉寺・善福寺・宝泉寺・林渓寺・念仏寺・極楽寺・妙見寺
潅仏 (初湯で行基・仁西両師の御像に沐浴をしていただく)
(ホ)入初式の歌と踊り
(ヘ)祓行事 新米を湯女衆が若松の枝で掃き寄せる行事
(ト)あいさつ 観光協会長
(チ)来賓祝辞
(5)11時40分 閉式 (再び行列は温泉寺に向かう)
途中、観光総合案内所前で、「戻せ、返せ」の行事
(6)12時30分 練行列は、無事、有馬山温泉寺に到着する
■お問合せ 有馬温泉観光協会