昨日、兵衛向陽閣の周辺と館内で、タイのテレビドラマ『ラック・マイ・ミー・ワン・タイ(Everlasting Love)(仮邦題:永遠の愛)』の撮影が行われました。
美人考古学者「プライシャット」と、完璧な容姿を持つ呪われたヴァンパイア「トライプム」とのロマンスを描くファンタジードラマで、今回は主役である男女2人のシーンが撮影されました。
女優:チュマーン・ブンサヤック(Chermarl Boonyasak) 通称「プローイ」
2007年第17回タイ国ナショナル・フィルム・アワード賞優秀助演女優賞受賞。
映画、テレビドラマ出演多数。
タイでは多数のCMに出演し、CMの女王と呼ばれている。
男優:パコーム・ラム(Pakorn Ram) 通称「ドーム」
俳優、モデルだけでなく歌手としても活躍中。
タイではトップクラスの二人です。
兵衛向陽閣での撮影は以下の3シーン。
1) 玄関前での撮影
二人がけんかをしながら坂道を下り、兵衛向陽閣へ到着。
主演の男優、女優ともタイではトップレベルらしいがとても気さくでスターぶっていない態度に非常に好感が持てました。
車や通行人が多かったため、同じシーンを何度も繰り返すプロ意識もさすが。
2) 貸切露天風呂「朝霧」での撮影
当館の桝井が女優さんをお風呂まで案内するというシーン撮影。
少しですが日本語のセリフもあり、何度か取り直しをしてました。
日タイ女優対決????
3) お部屋での撮影
ここでカップルが喧嘩別れをして、女の子だけがさみしい夕食を食べ、なかなか寝付けないというシーンを撮影しました。
それまでゲラゲラ笑っていた女優さんが、「アクション」の掛け声で急に真顔になり涙目になるのを見て感動。
今回の撮影は5日間で、兵衛向陽閣のほかに、大阪城公園、USJ、四天王寺、空中庭園展望台、六甲山などで撮影が行われます。実際に放映されるドラマを見るのは難しそうですが、出来上がりが楽しみです。