「無花果」は、一見すると花がないように見えるので「無花果」と書き、「いちじく」と読みますが、もともとは花がないのではなく、実の中にある赤いつぶつぶが花なのです。「いちじくの歴史なんて…」と思われる方もおられるでしょう。でもその歴史はとても古く、旧約聖書にも登場し、アダムとイブが肌を隠すのにもいちじくの葉が使われたと伝えられています。
この「無花果」、兵衛向陽閣ではひと手間かけて、デザートとしてではなくお料理の食材として胡麻クリームと和えた前菜などとしてお献立に添えております。
本格的な夏を迎えるこの季節ならではの、あっさりとした甘みとぷちぷちとした独特の食感を存分にお楽しみください。
※初夏から夏にかけてのお献立に含まれますが、プラン、コースにより含まれない場合がございます。また一品料理としてはご用意いたしておりませんのでご了承ください。