和名ホンダワラ。名前の由来には諸説あり、昔飢えに耐えかねた人と馬が海辺の海藻を食べて元気を取り戻したという言い伝えや、武将が馬に乗り神に供えた時に馬のシッポに似ていることから名づけられた、などがあり、神馬藻とも呼ばれています。
古来より藻塩を作るために使われたり、お正月には縁起物として飾りに使われたり、また子宝を祈って結婚式の祝いの椀だねとして使われていますが、兵衛向陽閣ではこの時期に採れる新芽を、相性の良い蛤鍋の実の一つとしてお出ししています。ワカメとはまた違ったあっさりとした独特の食感をお楽しみください。
写真上:蛤鍋 写真下:人馬草(ホンダワラ)
※2月のお献立に含まれますが、プラン、コースにより含まれない場合がございます。また一品料理としてはご用意いたしておりませんのでご了承ください。