兵衛向陽閣では日帰りプランのひとつを
「ひさご弁当」という名前で出しています。
「ひさご」とはつまり瓢箪、ではなぜ瓢箪なのか
というと兵衛と関係の深い秀吉に
由来しています。
永禄10年、信長の命で美濃国主 斉藤龍興の立て籠もる稲葉山城
を攻略した際に、蜂須賀・加治田・稲田・青山・日比野ら野伏りの家来を
引き連れ守りの薄い城の搦手へ廻るため
「銘々腰に兵糧をつけ、大なる瓢箪に酒を入れ」
けもの道を駆け上がったらしいですね。途中より猟師の
堀尾茂助(のちの豊臣政権中老)の案内もあり搦手になんとかたどりつき
さらに大手門の城塀へと走り廻って
「酒器に用いし瓢箪を竹の先に結びつけ、塀高く差し出し」
たらしいです。これは味方への約束の合図であり、これにより味方の軍勢を誘引して
城内へ攻め入らせ城を陥落させたという言い伝えらしいです。
つまりは出世のきっかけを作った縁起の良い名前ということですね。
みなさんもぜひ秀吉ゆかりの兵衛にて「ひさご弁当」を
お召し上がりいただきますますご発展ください。
http://www.hyoe.co.jp/higaeri/higaeri-top.html
兵衛向陽閣
営業企画課 西浦