こんにちわ、小松令和です
昨日からNHKで阪神淡路大震災15年目の番組を放映しています。
今晩も続きがあるそうなので、また見ようと思います。
番組では、震災による精神的ダメージを時系列でグラフ化するアンケートを行っていて、被災者のかたの1/3は被災後3年後に震災直後よりも深い落ち込みが見られました。
復興対策チームも驚いていましたが、私も「えっ?」という感じでした。
どのような理由で3年後に気持ちが落ち込むのか?
被災者の方へのインタビューからわかったことは、
直後は、生きること・生活を立て直すこと・家の再建 etc に必死で、生活が安定化した頃に重篤な落ち込みや後遺症が起こって、うつ病になったり会社を辞めたり。
神戸に震災があったとはもうわからないくらい復興が進んでいますが、まだまだ後遺症が深いことに非常に驚きました。
対策としては、同じような落ち込みを経験し立ち直った人が、まだ立ち直っていない人や重篤な障害を抱えて苦しんでいる人といろいろ気持ちをシェアする、ということが一番癒されるといういことでした。
3日間お母さんが建物の下に閉じ込められて救出した時はなくなっていた
とか、
自分自身18時間も崩れた建物の中に閉じ込められていた
とか、ちょっとした戦争経験みたいなものですよね。
私は横浜出身ですから地震は日常茶飯事でしたが
「建物がいつ崩れてくるだろうか」「自分は見つかって救出されるだろうか」
18時間もそんな緊張状態で過ごすなんて・・・
常に戦時下にあるパレスチナの人たちは一体どんな気持ちで毎日過ごしているのでしょうか?
また、つい先頃、ハイチ大地震がありました。今日のニュースでは90時間ぶりに赤ちゃんが助けられていましたが、まだ全く救援が来ない地域がたくさんあるそうです。
ところで今日、お昼に10階のレストラン にお手伝いに行きました。
そこでお客様からお声をいただきました。
「このホテルは震災の後、リニューアルしたんですよね。
立て替えたのではなかったですよね。」
「??はい、東館は壊れましたが、おかげさまで他の館は無事でした。」
「じつは、あの時、東館に泊ってたんや。」
「えっ!それは大変でしたね、大丈夫でしたか?」
「いやーもう大変だった、1階は水浸しでびしょびしょやし
あん時以来や~、15年ぶりに来たわ~。
全然ちがうなー、ほんま綺麗になって 」
「そうですか~無事で何よりでしたね
また来ていただいてありがとうございます!」
お部屋係さんで当時働いていた方たちのお話を伺うと、みなさん口をそろえて
「すごい怖かった!けど、まずお客様は大丈夫やろかーと、思った」
と言われます。
また、若いお部屋係さんが「ねえさん、大丈夫かと思って心配で見にきたんです。」と走って来てくれたのに感激した という声もありました。
神戸の震災で世界中が驚いたのは、配給を列を作って順番に待つ姿でした。
そんなの当たり前だろう、と思ってましたが、あの四川の大地震では、救援物資を運ぶ車が襲われて食糧は強奪されました。
日本人は特別な民族なんだ、と、認識した瞬間でした。
自分より他人の心配、ということ、なかなかできないと思います。
緊急時はなおさらです。
そんな世界に誇れる日本の民族性、思いやりにあふれるスタッフ が兵衛向陽閣にたくさんいたことに感動しました。
またそんな大変な怖い思いをしたのに、今日15年ぶりに来てくださったお客様もありがたいですね。またのお越しをお待ちしています。
営業企画課 小松令和
******************************
有馬温泉 兵衛向陽閣
〒651-1401
神戸市北区有馬町1904
Tel 078(904)0501
Fax 078(904)3838
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昨日からNHKで阪神淡路大震災15年目の番組を放映しています。
今晩も続きがあるそうなので、また見ようと思います。
番組では、震災による精神的ダメージを時系列でグラフ化するアンケートを行っていて、被災者のかたの1/3は被災後3年後に震災直後よりも深い落ち込みが見られました。
復興対策チームも驚いていましたが、私も「えっ?」という感じでした。
どのような理由で3年後に気持ちが落ち込むのか?
被災者の方へのインタビューからわかったことは、
直後は、生きること・生活を立て直すこと・家の再建 etc に必死で、生活が安定化した頃に重篤な落ち込みや後遺症が起こって、うつ病になったり会社を辞めたり。
神戸に震災があったとはもうわからないくらい復興が進んでいますが、まだまだ後遺症が深いことに非常に驚きました。
対策としては、同じような落ち込みを経験し立ち直った人が、まだ立ち直っていない人や重篤な障害を抱えて苦しんでいる人といろいろ気持ちをシェアする、ということが一番癒されるといういことでした。
3日間お母さんが建物の下に閉じ込められて救出した時はなくなっていた
とか、
自分自身18時間も崩れた建物の中に閉じ込められていた
とか、ちょっとした戦争経験みたいなものですよね。
私は横浜出身ですから地震は日常茶飯事でしたが
「建物がいつ崩れてくるだろうか」「自分は見つかって救出されるだろうか」
18時間もそんな緊張状態で過ごすなんて・・・
常に戦時下にあるパレスチナの人たちは一体どんな気持ちで毎日過ごしているのでしょうか?
また、つい先頃、ハイチ大地震がありました。今日のニュースでは90時間ぶりに赤ちゃんが助けられていましたが、まだ全く救援が来ない地域がたくさんあるそうです。
ところで今日、お昼に10階のレストラン にお手伝いに行きました。
そこでお客様からお声をいただきました。
「このホテルは震災の後、リニューアルしたんですよね。
立て替えたのではなかったですよね。」
「??はい、東館は壊れましたが、おかげさまで他の館は無事でした。」
「じつは、あの時、東館に泊ってたんや。」
「えっ!それは大変でしたね、大丈夫でしたか?」
「いやーもう大変だった、1階は水浸しでびしょびしょやし
あん時以来や~、15年ぶりに来たわ~。
全然ちがうなー、ほんま綺麗になって 」
「そうですか~無事で何よりでしたね
また来ていただいてありがとうございます!」
お部屋係さんで当時働いていた方たちのお話を伺うと、みなさん口をそろえて
「すごい怖かった!けど、まずお客様は大丈夫やろかーと、思った」
と言われます。
また、若いお部屋係さんが「ねえさん、大丈夫かと思って心配で見にきたんです。」と走って来てくれたのに感激した という声もありました。
神戸の震災で世界中が驚いたのは、配給を列を作って順番に待つ姿でした。
そんなの当たり前だろう、と思ってましたが、あの四川の大地震では、救援物資を運ぶ車が襲われて食糧は強奪されました。
日本人は特別な民族なんだ、と、認識した瞬間でした。
自分より他人の心配、ということ、なかなかできないと思います。
緊急時はなおさらです。
そんな世界に誇れる日本の民族性、思いやりにあふれるスタッフ が兵衛向陽閣にたくさんいたことに感動しました。
またそんな大変な怖い思いをしたのに、今日15年ぶりに来てくださったお客様もありがたいですね。またのお越しをお待ちしています。
営業企画課 小松令和
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有馬温泉 兵衛向陽閣
〒651-1401
神戸市北区有馬町1904
Tel 078(904)0501
Fax 078(904)3838
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