こんにちわ、小松令和です 
全国の愛読者の皆様、お待たせしました~
カクヨーコの「有馬~じゃん放浪記」復活です!
「有馬~じゃん放浪記」第4章
★有馬のたそがれ★<書いてる本人もすっかり忘れた前回までの荒いあらすじ>
ヒロイン・カクヨーコは宿題をかたづけなければならなかった。
珈琲愛飲家のヨーコは珈琲を買いに行こうと家を出た。
買い物がてら蕎麦屋にも寄って腹ごなしをしようと思い立つが、
ふとしたことから有馬の観光名所巡りまですることになる。
なかなか家に帰れないカクヨーコ!
宿題の行方はいったいどうなるのか!?
:
:
ヨーコは後悔した。
水道管破裂の家から外周道路に出たところで
稲荷神社を見つけてしまったのだ。
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先輩からは「階段がかなりきついから覚悟がいるよ!」と言われていた。
しかし鳥居を見上げた感じではたいしたことなさそうだったのだ。
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そして登り始めてすぐに、ヨーコは甘く見ていたことに気付いた。
鳥居の先にも階段はずっと伸びていた。
階段脇にレールがあった。
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関西には珍しいバリアフリーな神社なのだろうか?
ヨーコはレールを辿ってさらに登って行った。
汗だくで頂上についたが、さびれた境内には、おみくじしかなかった。
さらにレールの先にはなにか荷台のようなものがあった。
やはりバリアフリーではなかった!
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そして兵衛向陽閣の名前が社殿への石段にひときわ目立って刻まれていた。
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ヨーコは財布の小銭を探った。
百円玉1枚と15円。15円のお賽銭をあげると、
残りは百円しかなかった。
ふと「端宝寺公園→」という看板を見つけた。
向こうには兵衛向陽閣が見える。
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「・・・
公園から坂を下って、さらにこんな昇ってきたのに・・・
あそこからダイレクトに来れたというのかーーっ!」
ヨーコは心の中で叫んぶ、階段を一気にくだって、目的の鳥地獄に向かう。
しかし、鳥地獄では水は干上がって、泉源の跡地と化していた。
ヨーコは炭酸水をここでも飲むことができなかった。
ヨーコの有馬外周の一番端への旅は不毛な結末に終わった。。。
辺りは真昼だったが、ヨーコの心の中だけは黄昏れていた。
この時点で蕎麦屋の事はすっかり頭から消えていたヨーコだった。
⇒「有馬~じゃん放浪記・その5」へつづく Coming Soon
営業企画課 小松令和
******************************
有馬温泉 兵衛向陽閣
〒651-1401
神戸市北区有馬町1904
Tel 078(904)0501
Fax 078(904)3838
******************************
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全国の愛読者の皆様、お待たせしました~
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カクヨーコの「有馬~じゃん放浪記」復活です!
「有馬~じゃん放浪記」第4章
★有馬のたそがれ★<書いてる本人もすっかり忘れた前回までの荒いあらすじ>
ヒロイン・カクヨーコは宿題をかたづけなければならなかった。
珈琲愛飲家のヨーコは珈琲を買いに行こうと家を出た。
買い物がてら蕎麦屋にも寄って腹ごなしをしようと思い立つが、
ふとしたことから有馬の観光名所巡りまですることになる。
なかなか家に帰れないカクヨーコ!
宿題の行方はいったいどうなるのか!?
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ヨーコは後悔した。
水道管破裂の家から外周道路に出たところで
稲荷神社を見つけてしまったのだ。
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先輩からは「階段がかなりきついから覚悟がいるよ!」と言われていた。
しかし鳥居を見上げた感じではたいしたことなさそうだったのだ。
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そして登り始めてすぐに、ヨーコは甘く見ていたことに気付いた。
鳥居の先にも階段はずっと伸びていた。
階段脇にレールがあった。
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関西には珍しいバリアフリーな神社なのだろうか?
ヨーコはレールを辿ってさらに登って行った。
汗だくで頂上についたが、さびれた境内には、おみくじしかなかった。
さらにレールの先にはなにか荷台のようなものがあった。
やはりバリアフリーではなかった!
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そして兵衛向陽閣の名前が社殿への石段にひときわ目立って刻まれていた。
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ヨーコは財布の小銭を探った。
百円玉1枚と15円。15円のお賽銭をあげると、
残りは百円しかなかった。
ふと「端宝寺公園→」という看板を見つけた。
向こうには兵衛向陽閣が見える。
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「・・・
公園から坂を下って、さらにこんな昇ってきたのに・・・
あそこからダイレクトに来れたというのかーーっ!」
ヨーコは心の中で叫んぶ、階段を一気にくだって、目的の鳥地獄に向かう。
しかし、鳥地獄では水は干上がって、泉源の跡地と化していた。
ヨーコは炭酸水をここでも飲むことができなかった。
ヨーコの有馬外周の一番端への旅は不毛な結末に終わった。。。
辺りは真昼だったが、ヨーコの心の中だけは黄昏れていた。
この時点で蕎麦屋の事はすっかり頭から消えていたヨーコだった。
⇒「有馬~じゃん放浪記・その5」へつづく Coming Soon
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営業企画課 小松令和
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有馬温泉 兵衛向陽閣
〒651-1401
神戸市北区有馬町1904
Tel 078(904)0501
Fax 078(904)3838
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