工務課のトンです、こんにちは。
5月に売店の柱の中に子猫が入っていました。(天井から柱の隙間に落ちてしまった。)
柱に穴をあけて取り出すと、とても小さな子猫で目ヤニで目も開いていませんでした。
「どうしよう、まだこんな小さいのに、このままだと死んでしまう!」
一昨年、同じような状況で、ホテルの中で救出された子猫を
家に連れ帰って育てていました。
「もともと野良猫なんだから、できるだけ自然に育てよう」
そう思い、外で放し飼いしていました。
10か月になったトラ猫は、毎晩外に出てゆき、夜遅くに帰ってきて、
「にゃおー!(ただいまー)」
と外から鳴くので、ドアをあけて家の中に入れてやり、餌をあげました。
「仕方ない奴だなー」
と毎晩起こされても、可愛くて、大好きでした。
ところが、ある冬の日の夜遅く、帰り道に猫が血を流して倒れているのを
見つけ、胸騒ぎがして、駐車場に車を入れてから、見に行きました。
子猫は突然死んでしまいました。
悲しくて涙がずっと止まらず、一週間くらいご飯も喉を通らず、
体調もとても悪くなりました。
じょじょに落ち着きを取り戻し、大切な猫が天国に行ったことを
自覚しました。
そうこうしているうち、今の子猫が売店の柱に落ちたのを救出しました。
当初、子猫は目ヤニに鼻水、とても具合が悪そうでしょんぼりおとなしくしてました。
目ヤニは毎日洗い、鼻水は薬を飲ませ、一週間後、子猫は元気を取り戻しました。
子猫に「ミルク」という名前をつけました。
「よかった、助かった。お前はずっとうちに居るんだよ」
と、まだ外に一度も出していません。
会社に行くとき、いつも玄関まで見送ってくれます。
今では僕の大切な家族です。
工務課 トン
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