こんにちは。営業推進課の能鹿島です。
神戸市内では最高気温25度とかなり暖かい(むしろ暑い?)ようですが
ここ有馬温泉は気温も若干涼しく、秋らしい過ごしやすい日が続いています。
さて、兵衛アートコレクション第3回の今回は西館8階エレベーター横の
こちらの作品です。
今岡徳夫『雲海』です。
1999年に亡くなられた今岡徳夫氏は、島根の師範学校を卒業した後、
書の道を究めるため1951年に京都に移りました。
以来、校長として退職するまで、"教師"と"書道家"という
二足の草鞋を履き続けた非常にユニークな経歴の持ち主です。
西ドイツやニューヨークの展覧会でも作品を出品するなど、
積極的に活動し、当時は京都を代表する前衛書家として知られていました。
「よい書というのは、いわゆる巧い書ではない。その文字の中に
人間をほうふつとさせる力が潜んでいるもの。人間の生き様が
表現できているもの。それがよい書なんです。
文字のカタチをただ美しくなぞったものは書とはいえない。
自分自身のいのちの躍動を表して、はじめて書をいえるわけです」
(『Club Fame.』1995年4月号より抜粋)
こちらの作品も躍動感と力強さを感じさせますね。
有馬温泉旅館・兵衛向陽閣にお越しの際は、ぜひご覧ください。
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有馬温泉旅館 兵衛向陽閣
〒651-1401
神戸市北区有馬町1904
予約専用ダイヤル: 0120-400-489
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