皆さまこんにちは、ブログ担当吉本です。
当館9階にございます『三の湯』への小径の庭に
きれいな『あやめ』が咲いておりました。

先日5月5日に端午の節句に菖蒲湯を行わせていただきましたが、
「菖蒲」と漢字で書いて「しょうぶ」とも「あやめ」とも読めるんですね。

しかしこの二つ植物学的には違うんだそうです。
菖蒲湯の菖蒲はサトイモ科で花も咲くけれどきれいな花ではなく、
蒲（がま）の穂みたいな黄色い花。
一方あやめはアヤメ科アヤメ属でよく間違われやすい「花菖蒲」「かきつばた」
は皆同じ仲間で極めて近い関係です。

簡単な見分け方として、花びらの元を見て、花菖蒲が黄色の目型模様、
あやめが網目模様、杜若が白の目型模様になっています。

当館の花は網目模様なので「あやめ」ですね。

この時期湯上り処にありますマッサージ機に座ると、
優雅に泳ぐ鯉たちと、あやめがご覧いただける特等席です。