皆様こんにちは、ブログ担当の吉井です。
さて、今夜は満月ですね。
残念ながらただいま有馬温泉はくもりですが、
予報によると夜にかけて晴れ間も見えてくるようです。
月といえば、歌の世界では「秋の月」をさします。
月は一年中見ることができるのに、なぜ...と思えば、
秋は空気が澄んでいて、月が明るく美しく見えるからだそうです。
春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表するものとなっています。
有馬と秋の月の取り合わせを詠った短歌を2首、ご紹介いたします。
「有馬山 谷の出湯の 満ち潮に 光あひたる 秋の夜の月」
尾州大納言御師友益(びしゅうだいなごんおしゆうえき)
「有馬山 旅根の床に 長月の 名に負ふ月を 見るも珍し」
松平 直明(まつだいら なおあきら/1656年-1721年)
※旧暦の長月(9月)は、今でいうと10月頃にあたります。
今より300年前にも人々は有馬を訪れ、秋の美しい月を愛でていたことが窺えますね。
今宵は月の光を眺めながら過ごすのはいかがでしょうか。
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営業推進課 吉井
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