7/15にフジテレビにて放送された 『林修のニッポンドリル』
「一流店の金庫解錠」というコーナーにて、当館所蔵の品が紹介されました。
現在 館内にて展示しておりますので、ご来館の際はぜひご覧くださいませ。
※当館をご利用のお客様のみ
※一部の所蔵品は、期間限定での展示となります。
『 山下清 <つゆ草> 』
昭和36年(1961年)頃、兵衛旅館にご来館の際に描かれたものです。
『 横山大観 <蓬莱峡> 』
兵衛旅館でのご滞在時に描かれた作品で、
有馬温泉の東に展開する峡谷「蓬莱峡」を描いたものです。
右下に、当時の旅館当主である「風早君」の名が書かれています。
『 秀吉の書状 』
秀吉から石川氏に宛てた手紙の一部です。
サインは「羽藤」となっておりますが、これは
関白になるため藤原姓を名乗る必要があったため
当時「羽柴藤原秀吉」と名乗っており、羽柴藤原を略して
「羽藤」となっているとのことです。
書状の内容は、織田信長の四男で秀吉の養子である於次(秀勝)が病にかかり、
薬をもらうか養生をさせるかを頼み、その後の様子を伺うものです。
『 秀吉のかんざし 』
かんざしは、秀吉の時代では髪を整えるために男女ともに用いる必需品でした。
納められている箱には「太閤秀吉」の文字が記されています。
内側にはウニコウルという文字があり、当時一角獣(ユニコーン)と同一視されていた
イッカクの牙で作られていることが示されています。
当時は金以上の値打ちがあり、位の高い人物しか持てない逸品でした。
館内にはそのほかにも荒川豊蔵の色紙や、東山魁夷、シャガールといった
著名な人物の作品も含め多数の貴重な美術品を展示しております。
兵衛向陽閣へお越しの際には、ぜひ館内散策を兼ねて鑑賞をお楽しみくださいませ。